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グルテンフリーダイエットは体重だけでなく病気にも効果アリ


レディー・ガガやミランダ・カーを筆頭に海外のアーティストやセレブが実践していることでも知られる「グルテンフリーダイエット」ですが、海外ではグルテンを避けることで、軒並み体重が落ちたという人が多く、たちまち人気のダイエット方法となりました。

日本人はそういった流行には非常に敏感ですが、海外の人はボディメイクの中の1つの方法としてダイエットがあるので、「とにかく痩せたい」と思っている人達とは大きく違うことも理解しなければなりません。

しかし、食文化の欧米化に伴い日本人でもグルテンフリーダイエットが非常に効果的になってきているので、この機会にグルテンフリー生活で体重を減らす以外に得られる効果を知っておきましょう。

グルテンフリーダイエットの基本

グルテン(小麦)

グルテンフリーダイエットとは、小麦や大麦といった穀物に含まれるたんぱく質の一種であるグルテンを食べないようにするダイエット方法です。

グルテンフリーダイエットで体重が減少しやすいのはパンパスタケーキシリアルピザなどの小麦を使った料理に多くグルテンが使用されているため、それらを食べなくなることで摂取カロリーが大幅に減るところにあります。

欧米人が-10kg、-20kg痩せたというのは、ほとんどの食事がグルテンを含んでいた為、食べなくなれば痩せて当たり前だという捉えかたもできます。

グルテン摂取が太る理由

グルテンは食べてお腹の中に入った後でも、水などで溶けずにそのまま残ってしまう状態なので、これが血糖値を上げてしまう原因となっています。

これは「糖質制限ダイエット」や「GI値を意識した食事」でも同じような効果がありますが、グルテンを取らないようにすることで、血糖値を上げずに一定に保ち、太りにくく燃焼しやすいカラダになるのが特徴です。

グルテンが招く血糖値の上昇率は砂糖に次いで高いと言われていて、グルテンを摂らないことはインスリンの分泌を防ぎ、血糖値の上昇を防ぎ、結果的に脂肪の蓄積を避けます。

グルテンフリーに期待できる効果

グルテンフリーダイエットを失敗しない為のコツや方法は『グルテンフリーダイエットで失敗しない5つのルールと効果』でも紹介していますから、やり方などが分からない人は把握しておくと、グルテンフリーダイエットがよりスムーズにできるでしょう。

それらを踏まえた上で、グルテンフリー生活で得られる効果を紹介しておきますので、自分の食生活やダイエット方法として必要かどうか参考にしてください。

食欲増進・過食のコントロール

ファーストフード

小麦に含まれるグルテンに含まれるグリアジンは食欲をコントロールする為の中枢神経を刺激する作用があるので、摂取することで食欲が増してしまいます。

更にGI値も高いので組み合わせによっては血糖値の上下が激しくなり、食べてもすぐにお腹が空いてしまったり、食べてもまたすぐに食べたくなるという悪循環が起きてしまいます。

グルテンを抜くことで血糖値を上げずにインスリンの過剰な分泌も避けることができる為、過食衝動にも効果があり、インスリンが分泌されないカラダ=太りにくい体となります。

アンチエイジング効果

アンチエイジング効果

グルテンの成分の1つである、アミノペクチンAにはシワ・シミ・たるみなど、老化を早める原因である「糖化」を促進する作用があります。

血糖値を上昇させる糖質でもあるアミノペクチンですが、グルテンを含む食品のほとんどは砂糖やトランス脂肪酸も含まれていることが多いので、抜くだけでも肌の調子が良くなる人が多いです。

グルテンを抜くと腸内環境も良くなる人が多く、肌荒れニキビも起こりにくくなり、肌を若々しく保つことができるのでアンチエイジング効果は非常に大きいです。

集中力・体力のアップ

ランニングをする女性

人間のカラダはグルテンを摂取して血糖値が上がると、血糖値を急激に下げる働きをするようにできており、これがカラダの中で起こると眠くなったりダルいと感じるのですが、その分かりやすい例が昼食後の眠気です。

グルテンを含む食品を食べた後、体に吸収されはじめると、すぐにエネルギーに変換できるのですが、血糖値が下がると疲れやダルさを感じてしまい、やる気がそがれる人が多いです。

アスリートでグルテンフリーを実践している人は、体力や集中力をアップさせ日頃から体調を維持しているという人も多いです。

病気の改善

花粉症の女性

レストランなどに行くと「小麦は食べられますか?」というのはよく見るようになりましたが、実はグルテンが引き起こしている病気はアレルギーだけではありません。

症状を読むと「もしかしたら私もそうかも?」と思う人も多くいると思うので注意して読んで下さい。

グルテン過敏症(不耐症)

小麦アレルギーでもなく、免疫でもない人は「グルテン過敏症」のことが多いですが、グルテン過敏症の人は自分で気付いてない場合は9割以上と言われています。

グルテン過敏症で有名なアスリートの1人が、全豪オープンで錦織選手と対戦した「ジョコビッチ選手」で、彼はグルテンフリー生活を始めてからグランドスラム・ウィンブルドン・全米オープンと制覇して世界ランキング1位になりました。

実際に私の友人でも気まぐれでグルテンを抜いたら調子が良くなったとか、鬱症状やダルさがなくなったという人もいるので、以下の症状が当てはる人はグルテン過敏症を疑ったほうが良いかもしれません。

  • 日頃から頭痛や偏頭痛になる
  • 頭がボーッとしたり、集中力がない
  • 理由もなく気分が落ち込む
  • 関節痛・湿疹が起こる
  • 消化器官の調子が悪い

このような症状が普段からある人は1度グルテンフリーの食事をしてみる価値は充分にあるでしょう。

セアリック病

グルテンの病気の中で非常に少数ですが、セアリック病という病気があり、軽度と重度の人がいますが、重い人になると脂肪便(便の色が白・浮いた便)や過敏性腸症候群などの症状が現れるため、通院が必要になります。

セアリック病の特徴としては小腸が損傷しており、慢性の下痢であったり、まれに便秘の人もいるようで、発症する原因はグルテンの摂取ですがセリアック病の多くは先天性、遺伝性の病気です。

小麦アレルギー

小麦アレルギーに関してはほとんどの人が自覚しているでしょうが、稀に気付いてない人がいたりするので気をつけなければなりません。

アレルギー反応は早く出る人が多く、皮膚のかゆみ蕁麻疹喉がかゆいくしゃみが出るといった症状の人はアレルギーで、症状が重い人は皮膚が腫れ上がったりしますから、気をつけましょう。

まとめ

個人的にはグルテンを避けることで、1番の効果は病気の改善で、グルテン過敏症の人はグルテンフリー食生活にすることで間違いなく健康的なカラダになります。

体重も減りやすく健康にも良いグルテンフリーダイエットですが、試したことがない人は1度試してみて、過敏症やアレルギーではないか確認してみるのも良いでしょう。

ダイエット効果も大きく期待できる方法ですが、気をつけるべき点は色々とありますから、実践するときはしっかりと勉強した上で臨むようにしましょう。