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ダイエット効率を上げる”カフェイン”の摂り方と5つの作用


最近、人気のある「デトックスティー」や「ダイエットティー」の中には、「カフェインを含んでいないので安心して飲めます」と宣伝してあるものが増えてきたのをご存知でしょうか?

数年前のダイエット飲料などはカフェインを含んでいるものが当然のように使用されていましたが、最近ではカフェインが目の敵のような扱いを受けていて、私としては非常に違和感を覚える部分もあります。

カフェインは悪なのか?夜眠れなくなったり、胃腸へのダメージが懸念されたり、貧血を招く恐れがあると言われている理由や、カフェインの持つ作用と効果を紹介しておきます。

カフェインの持つ5つの作用

カフェイン 眠気覚まし

寝起きでシャッキリするためにモーニングコーヒーを飲んだり、眠気覚ましに飲んでる人も多いでしょうが、カフェインが持つ作用を正確に知り、時間や量をうまく利用することで、より効果的にカフェインを使用することができます。

作用を知れば、カフェインを摂取するタイミングも分かるので、しっかりと把握して上できちんとした用量で使用しましょう。

1番知られる「覚醒作用」

眠気覚ましや運転中の眠気防止に使用されることが多いカフェインですが、カフェインは脳を刺激して「覚醒する作用」があるので、それによって眠気を感じさせにくくしたり、心臓の拍動作用を高めて血液を流れやすくする効果もあります。

睡眠前にコーヒーは飲んだら駄目と言われるのはこの作用によるもので、多く摂れば摂るほど眠気が飛んでいきます。

ドーパミン増加で「集中力アップ」

カフェインには脳内物質である「ドーパミン」を増加させる作用があるので、脳内のドーパミンが増加することで「快楽効果」や「集中力」などがアップします。

勉強しているときに飲んだりすることを進められるのはこの効果によるものが大きく、眠気覚ましも相まって、仕事や勉強がはかどるというメリットがあるわけです。

アスリートがお手本の「興奮作用」

ドーパミンの増加は集中力だけでなく、軽い「興奮状態」に入ることでも知られており、アスリートや格闘技の選手などは、ドーパミンによる興奮作用と集中力アップの効果を利用するために、練習前や試合前にカフェインを摂取する選手もいます。

時間と飲む量を上手に利用することで、こういった効果もあるので非常に効果的な作用の1つです。

頭痛などの「鎮痛作用」も含まれている

医薬品でも実際に「カフェイン」という名で頭痛薬として処方されることもありますから、カフェインが持つ鎮痛作用は証明されているともいえるでしょう。

カフェインには脳血管の収縮作用があり、脳血管が拡張して周辺の神経を圧迫するタイプの頭痛には効果を発揮してくれますし、血管拡張型頭痛である偏頭痛などはカフェインの摂取で和らげることができます。

アデノシンは「疲労感」を抑える

カフェインは「アデノシン」という脳へ興奮を抑えて疲労感を感じさせる物質の受容体と結びつくことで、アデノシンが受容体と結び付けなくなり疲労感を感じる作用が一時的に低下します。

その状態になったところで疲労そのものがなくなるわけではないですが、疲労感を減少させるので元気になれるのです。

カフェインのダイエット効果は?

コーヒー豆 カフェイン

カフェインによる作用は分かったと思いますが、その作用によってどういったダイエット効果が生まれるのか、その点を紹介しておきますから、ダイエットに役立てたいと思っている人は覚えておきましょう。

脂肪燃焼効果

有酸素運動

自律神経は活動している時に働く「交感神経」という神経とリラックス・安静時に働く「副交感神経」という神経があり、お互いがバランスを取り合って、身体の機能を保っているのですが、この2つのバランスを取り合っている神経を「自律神経」と呼んでいます。

活動している時に働く交感神経は、エネルギーを消費しやすい状態にし、休息している時に働く副交感神経は、エネルギーを蓄積しやすい状態にする性質があり、カフェインの持つ覚醒作用が「交感神経」の働きを促すことで、脂肪燃焼を促します。

自律神経の乱れは鬱症状や生理などによるイライラや更年期障害にも関わるので、できるだけバランスを保つことが精神的にも良いとされています。

集中力と発汗作用

ダンベルトレーニング

ドーパミンによる集中力アップは筋トレなどにも集中力を発揮する上に疲れを感じにくいことで、持久力もつくとされているので筋トレ前にカフェインを摂取する人は多いです。

運動中はエネルギーの多くに糖質が使われ、その後に体脂肪が使われるというように身体はできていますが、カフェインはこの糖質をエネルギーにすることを抑え、脂肪を多くエネルギーに使ってくれます。

また、肉の収縮を強くする作用もあり発汗作用もあるので、筋トレ前に摂っておくとメリットが沢山あります。

カフェインの注意点

カフェインは摂取量に気をつけることが重要で、1日に500mg程度にしておくのが健康的だといわれていて、摂取後30分後あたりから効果が現れ、約4時間持続して7時間程度で完全に効果が切れますから、就寝時間を計算して摂取する必要があります。

上記では紹介していませんでしたが、胃酸の分泌を促す作用もあるので、消化をよくしたい時には有効ですが空腹時などは胃の粘膜を刺激して炎症を起こしてしまう可能性があるので注意しておきましょう。

他にも鉄分の吸収を阻害し、貧血の原因でもある「鉄分不足」を招きやすくしますから、普段から貧血気味だったりする人や高血圧の人も気をつけておく必要があります。

まとめ

カフェインの作用と効果を知っておくと、トレーニングする人は脂肪燃焼でダイエットをしたい人にとってはメリットが多くありますが、少なからずデメリットや副作用もありますので、しっかりと理解した上で効果的にカフェインを摂取しましょう。

きちんと使用すれば安全で役立つことは間違いありませんから、カフェインだからと摂取を避けずに上手に付き合っていくことをおすすめします。